編集長 | 「違約金や契約期間の縛りの無いプロバイダってないの?」 編集部が全WiMAXプロバイダのプラン内容と契約期間をチェックして契約期間縛りのないプロバイダを探してみました! |
- WiMAXは縛り期間内に途中解約すると違約金が高いので注意
- 2024年11月現在、ほぼ全てのプロバイダは「3年縛り」
- 縛り期間が嫌な人は月契約レンタルまたはBroad WiMAXの2択
【違約金なし!!】だったらどんなときもWiFi・Broad WiMAXが正解
タイプ | 月契約レンタルwi-fi | WiMAX代理店 |
---|---|---|
契約期間 | なし(実質最低2カ月) | 3年間 |
特徴 | 月額ずーっと税込み3,960円(月間無制限+おトク割適用) | 指定回線へ乗換えなら違約金負担あり |
「どんなときもWiFiとBroad WiMAX、何が違うの?」という方。 じつは同じ違約金なしの2社ですが、そもそも違約金の仕組みも違うのです。 以下、どんなときもWiFi→Broad WiMAXの順で特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
どんなときもWiFiの特徴とメリット・デメリット
この記事で説明したように、どんなときもWiFiは大前提として月契約のレンタルwi-fiで、従来のUQ WiMAXやGMOとくとくBBなどくらべ最初から契約期間という概念がありません。(つまり縛り期間がない) その他…
- 最新機種もラインナップ
- 初期費用も違約金もなし・月額も定額
- WiMAX&Softbank回線どちらもあり
など他社レンタルwi-fiにくらべメリットが多く、「何が何でも縛り期間は嫌!」こんな人には編集部としては1番おすすめの1社です。
【注意】どんなときもWiFiの5つのデメリット
ただしどんなときもWiFiが誰にでもベストかというと、そんな事もありません。詳しく調べてみるといくつかのデメリットも発見しました。
- レンタル端末の弁済金が高い
- レンタル機種は選べない
- クレカ決済しか選べない
- 最低利用期間は実質2カ月間
- 到着を待たされた人もいる
従来のプロバイダ(代理店)契約とちがい端末はレンタルです。
お客様の過失による本体の故障や画面割れ、水没した場合端末を紛失した場合、安心サポートプラン未加入の場合、以下の端末代金が発生致します。
端末1台につき39,800円(税抜)
※SIMカード再発行が必要の場合は、SIMカード1枚あたり3,000円(税抜)が発生致します。
出典:どんなときもWiFiよくある質問
と紛失や水没・破損の場合、予想以上に高額の弁済金が発生するのでご注意ください。 またWiMAXとSoftbank回線どちらもラインナップしていますが
Q:端末を指定することはできますか?
A:ご指定は承っておりません。
ただしエリア状況によって回線【WiMAXまたはSoftBank】の指定は可能となっておりますので、ご希望がございます場合はお申し込み後にお問い合わせよりご連絡下さい。
出典:どんなときもWiFiの公式
と事前にエリア診断を行った上でサポートに希望回線を相談しない限り、希望回線は選べません。(※もし届いた端末の受信状態が悪い場合はもちろんサポート対応してもらえます)
その他、クレジットカード決済しかないこと、月契約とはいえ最低利用期間が実質2カ月ということ、3~4月の繁忙期は1週間以上待たされることもあること…なども微妙にデメリットかもしれません。
Broad WiMAXの特徴とメリット・デメリット
Broad WiMAXについては過去記事…
でも特集しました。どんなときもWiFiがレンタルwi-fiなのに対し、こちらのBroad WiMAXは従来の縛りアリのプロバイダとなります。
つまりどんなときもWiFiのような「違約金が発生しない」ワケではなく「違約金は発生するが条件を満たせばプロバイダが負担してくれる」というニュアンスに近いです。いずれにせよ条件を満たせば途中解約の違約金はBroad WiMAXが負担してくれます。
【実質縛りなし!!」Broad WiMAXの解約サポート
Broad WiMAXが実質「縛りなし」のプロバイダかもしれない理由はこちら。
Broad WiMAXをご契約いただいたお客様で、万が一通信速度などでご満足いただけなかった場合は
違約金負担なしで弊社がご紹介する他のインターネット回線へお乗換えができます!弊社にて違約金負担いたします!
お申込み前に通信速度や使い心地などで不安であったりお悩みでしたら、ぜひ一度お試しください。
出典:Broad WiMAX公式
もしBroad WiMAX利用中に…
という感じで回線の速度やエリア、繋がりやすさに満足できなかった場合、
上記のネット回線に乗り換えに限り違約金は不要です。上記のネット回線へ乗換える人にとっては「縛り期間なし」といえるでしょう。
【注意】Broad WiMAXのデメリット
Broad WiMAXに限らずUQ WiMAXでもBIGLOBEでも共通したデメリットかもしれませんが、指定回線に乗換えず3年間の契約期間中に解約した場合
解約時期 | 解約費用 |
---|---|
12ヶ月以内 | 19,000円 |
13~24ヶ月以内 | 14,000円 |
26ヶ月目以降 | 9,500円 |
更新月 | 0円 |
またBroad WiMAX独自のメリットとしては、
こちらの初期費用無料キャンペーンを適用させるためには「クレジットカード決済」「指定の有料オプション2つに加入」が条件。どちらかの条件を忘れてしまっても初期費用の18,857円は無料になりませんのでご注意ください。
【徹底解説】wimax違約金(解約金)の種類と金額
今回、WiMAX回線を中心にあらゆるポケットwi-fiの違約金制度について各方面から情報を集めてきました。 そこでまず最初にWiMAX回を例に
違約金の相場
から詳しく解説していきす。
【解約費用の詳細】WiMAXにはどんな違約金があるの?
そもそも違約金とは
<WiMAX 2+の各料金プランの場合>
契約満了月末日または更新月以外に解約された場合は、契約解除料が発生します。
各料金プランの契約解除料金の詳細はこちらでご確認ください。
出典 UQ WiMAX公式
と本家UQ WiMAXの公式サイトにもあるように、ユーザ-さんが早期に解約することを防ぐための規約で、WiMAX2+回線を利用する全プロバイダに共通した仕組みです。
違約金や解約金にもいろいろな名目があり、大きく分けて
- 各プロバイダ共通の違約金
- プロバイダ別の違約金(キャンペーン違約金)
という二つの違約金が存在します。
一般的なWiMAXの違約金の場合、サービス開始時~13か月目まで○○円、25か月目まで○○円、それ以降は更新月をのぞき○○円と3段階で安くなっていくシステムが大半です。(GMOとくとくBBは例外)
WiMAX2+違約金の仕組み
ではWiMAX2+解約時の違約金の発生する条件、かかる金額をみていきましょう!(以下はUQ WiMAXの解約時の違約金を参考にしています)
たとえばUQ WiMAXでUQ Flatツープラス(2年)またはUQ Flatツープラス ギガ放題(2年)を契約している場合、基本は25カ月が契約期間で、上記のように26ヶ月目に解約すれば違約金も解約金もいっさいかかりません。
逆に課金開始から13か月目までは19000円、25か月目までは14,000円、27ヶ月目以降は9,500円の解約費用が生じます。(次回は50ヶ月目で更新月となり0円になります)
よってもし何らかの理由で解約に迫られ、かつ解約金を払いたくない場合、かならず更新月(26ヶ月目)解約することを忘れずに。
プロバイダごとの更新月の締切日をチェックしよう!
また通常、WiMAXプロバイダの多くは更新月の30日まで解約可能というわけではなく、会社ごとに締め日が決められています。
中にはせっかく更新月まで覚えていたものの、解約手続きが締め日に間に合わなかったため月末になって更新月の解約扱いにならない残念なケースも多いです。
参考までにGMOとくとくBBの場合、更新月の10日前後まではBBナビの解約ボタンが表示されず解約手続きがいっさいできず、20日で締め日となって翌月扱いとなります。
つまり……10日前後~20日までの解約可能な状態を狙ってピンポイントで解約手続きしなければならないのです!!!
というわけで事前にプロバイダに確認し、更新月のいつ頃にどのページから解約手続きをすればよいか問い合わせておいた方が安心です。
プロバイダ別の違約金(キャンペーン違約金も含む)
GMOとくとくBBを筆頭に、昨今、2~3万円という高額キャッシュバックは常識となっているWiMAX業界。
これほどの高額キャッシュバックを払った後にすぐ解約されたらプロバイダ側とすれば赤字確定。
なので大半のプロバイダはキャッシュバックの受取時期を13か月目以降に設定・独自のキャンペーン違約金など早期に解約されないよう工夫しています。
以下、WiMAX2+プロバイダの中でもキャッシュバック金額が高く人気のプロバイダをピックアップし、独自の違約金がどのように設定されているか一緒にみていきましょう!
GMOとくとくBB解約時の違約金
契約満了月の翌月以外に解約された場合は、解約違約金として、端末発送月とその翌月を1ヶ月目とした1ヶ月目~24ヶ月目までのご解約の場合:24,800円(税抜) がかかります。
26ヶ月目以降の解約違約金につきましても、24ヶ月ごとの契約更新月は0円、それ以外の月は9,500円(税抜)となります。
このようにUQ WiMAXの違約金とくらべ1~13か月目だと5,000円前後、13~25か月目の解約なら1万円程度、少々高めに設定されています。
とはいえUQ WiMAXとGMOとくとくBBではキャッシュバック金額が2.5万円以上…違約金より大きな差があります。また解約せず2年間使い倒すことができれば違約金は発生しません。
BIGLOBE(ビッグローブ)解約時の違約金
キャッシュバック金額がそこそこ高額な上に、受取手続きが比較的、かんたんなBIGLOBE(ビッグローブ)。
BIGLOBE(ビッグローブ)で途中解約する場合の解約時の違約金は以下の通りでした。
という感じで、UQ WiMAXに近い一般的な違約金のシステムのようです。
ただし注意してもらいたい部分もあります。
※ 24カ月以内にBIGLOBEを退会またはWiMAX 2+を解約された場合はデータ端末代残債分を一括でお支払いいただきます。
※最低利用期間内(サービス開始翌月を1カ月目として、23カ月目末尾まで)に解約した場合、WiMAX 2+の契約解除料とは別にWX03は11,000円(不課税)、L01は7,500円(不課税)、W04は6,000円(不課税)の特典違約金がかかります。
出典 BIGLOBE(ビッグローブ)
こんな文言が小さく目立たない場所に記載されていました。
端末料金タダ! サービス開始月0円!というメリットはデカデカと記載する一方、こういったユーザ-さんのデメリットとなる部分は目立たなく記載するのは悪意があるとしか思えませんね。
So-net(ソネット)解約時の違約金
こちらの【So-netのWiMAXを辛口評価】ソネットのリアルなクチコミと評判まとめてみたでもお伝えしている老舗プロバイダ。違約金の設定は
1年目 (サービス開始月から、翌月を1カ月目とした12カ月後の月末まで) | 19,000円 |
---|---|
2年目 (13カ月目から24カ月目) | 14,000円 |
3年目以降 (初回の契約更新月以降) | 9,500円 |
とUQ WiMAXとほぼ同じ金額です。
更新月についてはUQ WiMAXとは微妙に計算が違うためちょっと注意が必要かもしれません。
ただ独自のキャンペーン違約金だったり端末の残債を請求される文言は見つかりませんでした。その点では良心的といえば良心的なプロバイダといえるでしょう。
ブロードワイマックス解約時の違約金
続いて高額キャッシュバックよりも、確実に月額料金を安く!という月額料金割引で人気のブロードワイマックス。
途中解約については
UQ WiMAXと同じような、ごく一般的な3段階に安くなる違約金のシステムのようです。
ただしBIGLOBE(ビッグローブ)しかり、ブロードワイマックスでもキャンペーン違約金という独自の契約解除費用が設定されていました。それがこちら。
※18,857円割引キャンペーンの適用を受けたお客様が、ご契約開始月翌月から起算して24ヶ月以内にWiMAX回線を解約する場合、キャンペーン違約金として別途9,500円を請求させていただきます。
出典 ブロードワイマックス公式
結果、13か月目以降に解約した場合でも、14,000円+9500円の23,500円が請求されるため、ちょっと高めの違約金だったGMOとくとくBBとほぼ同じレベルになってしまうようです。
【まとめ】
今回、WiMAX2+の気になる違約金、解約時にかかる費用についていろんな角度から考察してみました。
縛り期間が嫌な人は月契約のWiMAXレンタルの「どんなときもWiFi」または「Broad WiMAX」の公式ページをご確認ください。ぜひ当ページがアナタの回線選びの参考になれば幸いです。