- NTTフレッツ光にくらべてauひかりってどうなの？
- NTTフレッツ光からauひかりに乗り換え時の流れや注意点が知りたい
本記事ではこんな悩みを解消します
インターネット回線の乗り換えは一見簡単そうに見えますが、実は失敗するケースも多く、無駄に出費してしまう人も少なくありません。
私も以前、NTTフレッツ光からauひかりに乗り換えたときに、いろいろなトラブルに遭遇しました。
その経験をもとに、このページではNTTフレッツ光からauひかりへの乗り換え時に失敗しがちなポイントを解説し、さらに数あるauひかりの申込窓口を比較してお得な代理店を絞り込んでみました。
この記事を読めば、あなたもスムーズに乗り換えられるはずです！
NTTフレッツ光からauひかりに乗り換える前に知るべき重要ポイント
という方に向け、以下、ネット回線の乗り換えで失敗しがちなポイントや乗換えにかかる費用をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
【待たされる可能性・大】 3月・4月は乗り換えるのを避けよう
結論からいうと、時間に余裕があれば3月～４月の乗り換えは避けておいた方が無難です。
なぜなら3月・4月は引っ越しシーズンで、新たな生活を始める人たちが多く、回線開通工事が混み合っているからです。
私は申し込んだ時点で2ヶ月待ちと言われ、しかも工事の日になっても作業員が来ないというトラブルに遭いました。
結局、回線が開通したのは、なんと申し込んでから4ヶ月後でした…。
こんなことにならないように、可能であれば3月・4月は乗り換えるのを避けた方が良いです。
回線開通工事の予約が取れない・または先延ばしにされる可能性が高いです。よって乗り換えるなら5月以降がおすすめです。
【解約前に新しい回線を契約！】auひかりを契約するタイミングについて
NTTフレッツ光からauひかりに乗り換える場合、どのタイミングでauひかりに申込めばよいのでしょうか？
結論からいうと、先にauひかりを契約して開通させることが大切です。
なぜなら、auひかりの開通日は工事の予約状況によって変わることがあるからです。
もしNTTフレッツ光を解約してからauひかりを契約すると、開通までに時間がかかってインターネットが使えなくなるリスクがあります。
それだけでなく、最悪、住んでいる地域によっては、auひかりが導入できない場合もあります。
そのためまずはauひかりに申し込んで確認しておくことが必要です。NTTフレッツ光からauひかりに乗り換える際は、かならずこの点に注意してください。
NTTフレッツ光からauひかりに乗り換える前に知るべき重要ポイント
回線とプロバイダ、ネット回線にはどちらも契約する必要がある
インターネットを使うには、回線とプロバイダの２つに契約する必要があります。
わかりやすい例えでいうなら、回線事業者はインターネットの道路で、プロバイダはその道路を使って自宅までインターネットを届けてくれる会社です。
回線は、NTTやKDDIなどが提供するNTTフレッツ光（光子ラブ含む）やauひかりなどがあり、プロバイダは、BIGLOBEやSo-netなどがあります。
回線とプロバイダはセットで申し込むこともできますが、基本的に別々の会社が提供していることを覚えておきましょう。
つまり同じauひかりであっても申し込むプロバイダによって料金体系や申し込み条件も違ってくるケースもあるので注意が必要です。
参考：auひかり対応している全プロバイダはどんな会社がある？
上記が代表的なauひかりの対応プロバイダとなります。
以下のリンク先ですべての対応プロバイダを確認できるので、ぜひ参考にしてみてください。
乗り換え時の留意点とトラブル対策
乗り換えで今のプロバイダ提供メールアドレスは使えない
基本、プロバイダが変わるとメールアドレスも変わってしまいます。
結論から言うと、プロバイダが提供するメールアドレスを変えたくなければ、NTTフレッツ光で利用していたプロバイダを引き続き使う必要があります。
ただし、そのためには２つの条件があります。
- 条件①：auひかりに対応しているプロバイダであること。NTTフレッツ光で使っていたプロバイダがauひかりに対応していなければ、引き続き使うことはできません。
- 条件②：NTTフレッツ光からauひかりへのコース変更の手続きを行うことです。プロバイダに連絡して、コース変更の申し込みをする必要があります。
自分は幸いにも、NTTフレッツ光で使っていたプロバイダがauひかりに対応していたので、コース変更の手続きをすればメールアドレスをそのまま使えました。
しかし、このことを知らなかったら、大切なメールアドレスを失ってしまっていたかもしれません。
NTTフレッツ光解約後、すぐにNTTフレッツ光のIP電話は使えなくなる
NTTフレッツ光を解約すると、NTTフレッツ光のIP電話も同時に使えなくなります。
これはNTTフレッツ光の回線とIP電話がセットになっているからです。
私も以前、NTTフレッツ光からauひかりに乗り換えたときに、このことを知らなくて困りました。
auひかりに申し込むときにはインターネット接続サービスと合わせてご利用できる光ファイバーを使った電話サービス「auひかり電話」を一緒に申し込むことをおすすめします。
そうすれば電話番号はそのまま引き継げますし、月額料金も安くなります。
NTTフレッツ光の解約違約金について
乗り換え時に忘れがちな費用として「解約違約金」があります。
NTTフレッツ光の解約金には、契約期間中の解約に伴うペナルティ的な要素があります。さらに解約時にはNTTフレッツ光から借りている機器の返却費用やケーブルの引込みを外す工事費用など、追加の費用が発生することもあります。
解約金の具体的な金額は契約プランによって異なります。例えば、戸建ての場合は3,850円～4,950円、マンションの場合は1,100円～4,950円となっています。
さらに、解約時には撤去費用もかかります。集合住宅で1回線のみの解約や引き込み線の撤去が不要な場合は4,950円、引き込み線の撤去が必要な場合は10,780円です。
もしNTTフレッツ光から借りている機器の撤去を自分で行う場合は、機器配送手数料の3,300円のみがかかります。これらの費用を考慮して、解約手続きを進めてください。
またタイミングにより違約金・撤去費も変わってきますので、乗り換える前に必ず以下のページで契約内容を確認しておいてください。
auひかりの初期費用と工事費用は幾らかかる？
auひかりの初期費用は、シンプルに契約料と初期工事費の2つです。
支払いは一括払いや分割払い（マンションは23回まで、戸建ては23回・35回・60回）を選択できます。
auひかりの各サービス（ネット・電話・テレビ）を同時にお申し込みの場合、初期費用（登録費用）はお申し込みのサービス数にかかわらず3,000円（税抜）です。
これなら事前にお金を用意する必要がありませんし、月々の負担も少なくなります。ただし分割払いの場合は利息がかかることもあるので注意が必要です。
NTTフレッツ光からauひかりへの乗り換えにかかる総費用
NTTフレッツ光からauひかりへの乗り換えにかかる総費用は、選ぶプロバイダによっては予想外に安くおさめることができます。
私も昨年、NTTフレッツ光からauひかりに乗り換えましたが、乗換サポートを負担してくれる代理店のキャンペーンを利用することで費用はほとんどかかりませんでした。
※自分の場合は何社も徹底的に比較してみて、キャッシュバック額＋乗換サポート費用、さらに契約期間の縛りなしでもキャッシュバックが大きかったGMOとくとくBB光という代理店を選びました。
まずNTTフレッツ光の解約違約金ですが、これは契約期間内に解約する場合に発生します。（※私は契約期間が残り1ヶ月だったので、解除料は0円でした。）
ただし契約期間が残っている場合は、1,100円～ 4,950円の解除料がかかりますが、乗換サポートでほぼ費用はかかりません。
次にauひかりの導入費用ですが、これは契約料と初期工事費で構成され、通常だと戸建てで41,250円（税込）、マンションで33,000円（税込）がかかります。
しかし私の申込んだGMOとくとくBB光の場合、契約期間と工事料分割払い回数を揃えると工事費実質0円という仕組みのため、実際に支払うのは契約料だけでした。（※回線工事費のお支払方法を一括払い（分割払い期間中の残債額一括払い含む）に変更することもできました）
NTTフレッツ光とauひかりの回線速度やサービス内容の比較
NTTフレッツ光とauひかりは、どちらも光ファイバーを使った高速インターネット回線です。しかし両者には回線速度やサービス内容に違いがあり、回線によっては使い心地も微妙に違ったりします。
私は以前、NTTフレッツ光からauひかりに乗り換えた経験がありますので、その際に気をつけたポイントをお伝えします。
回線速度の比較
まず回線速度についてですが、2024年12月現在、NTTフレッツ光はギガファミリー・スマートタイプ、ギガマンション・スマートタイプ、プライオ、ビジネスは上下最大概ね1Gbps。
ファミリー・ハイスピードタイプ、マンション・ハイスピードタイプは下り最大200Mbps・上り最大100Mbps、ファミリータイプ、マンションタイプは上下最大100Mbpsです。（※フレッツ光クロスでは上下最大概ね10Gbpsが可能です。）
それに対しauひかりの場合、auひかり ホーム10ギガなら10Gbps、 auひかり ホーム5ギガだと5Gbps、auひかり ホーム1ギガでしたら1Gbpsが最大です。
実測値としては、たとえ回線が混雑していない状況でも概ね5~600Mbps（ファミリー・ハイスピードタイプ、マンション・ハイスピードタイプは200Mbps）前後という方が大半だと思います。
しかし実際には回線の混雑状況や利用する機器の性能によって変わり、必ずしも公式HPに記載された数値の通りとは限りません。
私の場合は、NTTフレッツ光では平均300Mbps程度でしたが、auひかりでは平均500Mbps程度になりました。ただしこれは私の住んでいる地域や契約したプロバイダーの影響もあると思います。
念のため申し込み前に以下のサイトで実測値を確認しておくことをおすすめします。
サービス内容の比較
次にネット回線以外のサービス内容について比較してみます。
NTTフレッツ光は、一般的な光コラボやNURO光、auひかりのようなガスと電気のサービスパッケージは容易されていません。しかしインターネットに加えてフレッツ・テレビやIP電話サービス「ひかり電話」も提供しており、これらをまとめて利用することで大幅な割引を受けられます。
一方、auひかりには「auひかり テレビサービス」をはじめ、「auでんき」「ガス for au」など電気料金に応じてPontaポイントが貯まるサービス、UQスマホを利用することでさらにお得に利用できます。
私の場合はNTTフレッツ光の特典よりもPontaポイントの方が使いやすいと感じましたし、すでにUQスマホ・ユーザーだったのでさらに割安にauひかりを契約できました。
以上のように乗り換えを考えている方は、自分の利用状況やニーズに合わせて選択することが大切です。私はauひかりに乗り換えて満足していますが、それは私個人の感想です。あくまでも参考程度にしてください。
NTTフレッツ光からauひかりに乗換える手順と流れ
でも何から始めればいいんだろ？
STEP① auひかりの提供エリアを確認
まずはお住まいが、auひかりが提供されているエリアであるかを以下のページで確認します。
このページでは、都道府県や市区町村を選択すると、該当するエリアの提供状況が表示されます。
お住いのエリアによっては、auひかりが利用できない場合や、工事が必要な場合がありますので注意が必要です。
STEP② 代理店（申込窓口）を比較して選ぶ
auひかりへの乗り換えを検討している方の中には、代理店（申込窓口）選びで迷われている方も多いと思います。
私も以前NTTフレッツ光からauひかりに乗り換えたときには、どの代理店がお得で安心なのかとさんざん調べました。
ちなみに2024年12月現在、auひかり回線を利用するならキャンペーンの少ないauひかりの公式HPよりも、キャッシュバックが充実している提携代理店を経由して契約するのがお得です。
ただし目先のキャッシュバック金額だけで判断するのも危険です。
以下の3つのポイントに注意してプロバイダを選んでおけば、費用を安くおさえて快適に乗り換えができると思います！
- 月額料金やキャンペーン内容を比較する
- サービス内容やサポート体制を確認する
- 解約条件や契約期間を把握する
結果、以下のauひかり代理店が2024年12月現在のauひかりのお得な申込窓口でした。
申込のタイミングでキャンペーン内容も変わってきますので申し込み前に必ず公式HPで確認しておいて下さい。
| 代理店 | キャンペーン | 公式HP申込窓口 |
|---|---|---|
| KDDI正規販売代理店 フルコミット（株） 実質最安値 |
最大93,000円還元 乗換サポート最大50,000円 開通までモバイルwi-fi無料 |
https://au-hikarinet.com/ |
| GMOとくとくBB光 CB最高額 |
最大94,000円還元 乗換サポート最大30,000円 IPv6対応wi-fiルーター無料 |
https://gmobb.jp/ |
| 株式会社ＮＥＸＴ | WEB申込最大126,000円還元 乗換サポート最大60,000円 |
https://www.auhikari-norikae.com/ |
| ＮＮコミュニケーションズ | 複雑な条件なしの72,000円還元 豊富な提携プロバイダ |
https://softbank-hikaricollabo.com/ |
| グローバルキャスト | WEB申込最大126,000円還元 | https://auhikari-net.com/ |
| アウンカンパニー | 最大13カ月分 月額基本料金が0円 | https://aun-company.com/auhikari/ |
ちなみに2024年12月現在、上記のポイントでauひかり代理店を比較してみると、auひかりの公式プロバイダーであるＧＭＯが運営する、GMOとくとくBB光が他社よりお得に利用できました。
その他、GMOにつづきauひかりがお得な申込窓口は株式会社NEXTでした。（※念のため申込む前には公式HPでキャンペーン開催中か要確認のこと）
工事日の連絡
たとえば最安プロバイダのGMOとくとくBB光を経由してauひかりの申し込みをすると、開通までの期間は・・・
- マンションにお住まいの方：早くて2週間
- 戸建てにお住いの方：早くて1ヶ月程度
が通常のパターンで、工事に関する打ち合わせのために回線事業者またはプロバイダから開通工事日の連絡が来ます。
私はプロバイダから電話で連絡を受けましたが、メールや郵送で連絡が来る場合もあります。
連絡が来たら、工事日当日に自宅にいられるかどうかを確認してください。平日は仕事で忙しい場合、念のため土曜日の工事を希望しておくことをおすすめします。
STEP③ 工事立ち合い（引込～光コンセント）
工事日当日は、30分～1時間程度立ち会う必要があります。私は朝9時に自宅にいたら、すぐに作業員さんが来ました。作業員さんは玄関から光ファイバーケーブルを引き込んで、リビングに光コンセントを設置しました。
上記の図でいうと、「光ファイバーケーブルの引き込み」「光コンセントの設置」の部分ですね。この作業は約20分で終わりました。
STEP④ 工事立ち合い（光回線終端装置（ONU）の設定～開通確認）
その後、作業員さんは光コンセントに光回線終端装置（ONU）という機器を接続しました。これは上記の図でいうと、「ONU」の部分ですね。
この機器はプロバイダからレンタルすることができます。私は月額500円でレンタルしましたが、購入することも可能です。
この機器にルーターを接続すれば、インターネットが使えるようになります。
作業員さんはインターネットが正常に動作するかどうかを確認してくれました。私は自分のスマホやパソコンでインターネットに接続してみて、問題なく使えることを確認しました。これで工事は完了です。
NTTフレッツ光の解約手続きを回線提供事業者（＆プロバイダ）に伝える方法
auひかりの開通確認ができたら、今度はNTTフレッツ光の解約手続きに進みます。
NTTフレッツ光の解約手続きは、公式サイトへログインし、メニューにある「解約申請」から行います。
以下のページから手続きと解除費用の確認が可能です。
解約日以降にモデム・ルーターを返却（返却の必要がある場合のみ）
返却機器の例
NTTフレッツ光からauひかりに乗り換えたとき、レンタルの人は解約日以降にモデムとルーターを返却する必要があります。
返却期限を守らないと、違約金が発生する可能性があるので注意してください。
もし自分で購入したものなら返却の必要はありません。解約日には、モデムとルーターの電源を切ってコードを抜いておきましょう。
返却方法については、NTTフレッツ光のサイト内の以下の詳細ページからで確認できます。
おわりに
この記事では、NTTフレッツ光からauひかりに乗り換える際の注意点や手順を、私の実体験をもとにお伝えしました。
ネット回線の乗り換えは、思わぬトラブルや無駄な費用が発生する可能性があります。
この記事の内容を参考にすれば、あなたも安心してNTTフレッツ光からauひかりに乗り換えることができると思います。
ぜひ、あなたのインターネット環境を快適にするために、この記事を活用してください！
