「ps4などオンラインゲームに最適な光回線はどこ?
PS4を快適に楽しむならば、ポケットWiFiよりも光回線がおすすめですが、何を基準に選べばいいのでしょうか?
ここでは、PS4に最適な光回線選びのポイントををシチュエーション別に解説していきます。
- 通信速度と安定性なら光回線の一択
- Ping値が低くIPv6が選べればベスト
- スマホセット割も利用し最安申込先を経由すること
結論からいうと、ご契約中のスマホキャリアとお住まいのエリアによっておすすめの光回線は決まります。本格的にPS4を楽しむなら以下の4社から選んでおけば間違いありません。
PS4を快適に楽しむための光回線に必要な3つの条件
PS4を快適に楽しむなら、大前提として光回線を利用するのがベストです。しかし光回線は多くの会社から提供されており、PS4をプレイするのに適したプランと、そうでないプランがあります。
そこでまずはPS4をプレイするのに適した回線の3つの条件について解説します。
条件1.回線速度と安定性
PS4をする上で、回線速度と安定性は非常に重要です。
回線速度とは「データを送受信する速度」のことで、速ければ速いほどPS4を快適にプレイすることができます。速度が遅いとラグが頻発しゲームを楽しむことができません。
また速度だけでなく、回線が安定しているかどうかも重要なチェックポイントです。回線が安定していないと頻繁に回線落ちし、途中で中断したり、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。
わずかなタイムラグがパフォーマンスに直結する
タイムラグとは、操作に対する画面の動きに遅れが生じることを指します。一見すると小さなことのように思えますが、実際に遭遇するとかなりのストレスになります。
また対戦型ゲームやシューティングゲームをプレイする際にも、タイムラグがパフォーマンスに大きな影響を与えることがあります。
また他のプレイヤーに迷惑をかけることもあります。ゲーム中にタイムラグが発生すると、自分だけでなく、対戦相手や協力プレイをしている仲間にも迷惑がかかります。
ゲームが中断したり、勝手に終了したりしないように、安定した接続のできる光ファイバー回線を選ぶことが大切です。
条件2.夜間など混雑時間帯でも安定
仕事や学校が終わった後、20時~24時の間は、PS4をする人が多い時間帯です。
またその時間帯は動画を見たり、ネットサーフィンをする人が増えるため、通常よりも回線が混雑し、通信速度や安定性に影響が出ます。
夜間でも安定している回線を選べば、ストレスなくPS4を楽しむことができます。
たしかにポケットwifiやCATVでもPS4は楽しめます。しかし光回線に比べて安定性に欠け通信速度も遅いため、どちらかというとPS4には不向きです。
通信制限・速度が不安なら光回線一択
ポケットwifiはPS4をプレイするのに必要な通信速度を満たしていますが、多くのWiFiでは3日間10GBなどの制限があるため、通信が制限されやすくなっています。
同様にCATV(ケーブルテレビ)は光回線の約半分の通信速度なので、モバイルWiFiと同様にPS4には向いていません。PS4をしたい場合は、モバイルWiFiやCATVは使わないようにしましょう。
PS4好きが注目すべき光回線4つの条件
PS4と相性のよい光ファイバー回線ですが、回線ごとにその特徴もさまざま。
そこで
以下の4つの条件を満たした光回線を使って、PS4を快適にプレイしましょう。
1.通信速度が速い・安定している
PS4は、プレイヤー同士あるいはプレイヤーとゲームサーバーの間でデータを送受信することで成立しています。
このデータのやり取りに必要なのが通信速度です。
よく誤解されるのですが、通信速度とは1秒間に送受信できるデータの速さではなく、1秒間に送受信できるデータの量のことを指します。
通信速度にはアップロード速度(上り)とダウンロード速度(下り)があり、PS4において重要なのはダウンロード速度です。
このダウンロードの数値が一定の基準をクリアしているかどうかが、PS4を快適にプレイするためのカギとなるのです
30Mbpsを維持できるかどうか
実際のPS4では、30Mbpsから100Mbpsの通信速度が必要となります。日本の平均的なダウンロード速度は60Mbpsなので、その半分の30Mbpsを維持できれば、PS4を楽しむことができるのです。
IPv6が選択できる
もし本格的にPS4を楽しみたいなら「IPv6」に対応しているインターネット回線を選びましょう。
IPv6とは、それまで一般的に使われていた『IPv4』の後に考案されたインターネット接続方式です。
例えば、IPv6には、IPv4に設けられている「最大200Mbps」といったような通信速度制限はありません。IPoE方式なら、光回線で通信速度のボトルネックとなっている「ネットワーク終端装置」(NTE)を経由せずにインターネットに接続できます。
帯域幅の広い接続設備による大容量化が可能となるため、PPPoE方式と比べて混雑の少ない接続環境を保つことができ、通信の品質向上が期待できるのです。
IPv6にすると通信速度が上がりますが、PS4のサーバー側がIPv6に対応していない場合もあるので、『IPv4』と『IPv6』の両方に対応している回線を選ぶとよいでしょう。
IPv6の特徴
前述したIPv6接続方式の特徴として、以下の3点が挙げられます。
- インターネット接続の高速化:IPv4と比較して、インターネット回線の混雑が少ないため、インターネット接続が高速になります。
- 遅延が少ない:インターネット回線が混雑しにくいので、インターネット利用者が多い夜間でも遅延が少ない。
- 回線落ちを気にせず遊べる:回線落ちとはインターネット接続が不安定になり、インターネットに接続できなくなることです。しかしIPv6の回線は安定しているので、回線落ちを気にせずPS4を楽しむことができます。
Ping値が低い
Ping値とは『サーバー間で情報が伝達される時間』を示す数値で、PS4においては『操作が画面に反映されるまでの時間』に直結する重要な部分です。
聞き慣れない言葉ですが、Ping値が高いということは、操作が画面に反映されるまでの時間差が大きく、Ping値が低いということは、時間差が小さいと言えます。
理想的なPing値は10ms以下ですが、お住まいの地域によってはこの値を満たすことが難しく、東京から離れた場所に住んでいる場合は、15~20ms程度を目安としてください。
今現在お使いのネット回線のPing値を確認する場合、以下のようなサイトで簡単に測定できます。ぜひお試しください。
ゲームによって最適なPing値はちがう
どのゲームをプレイするにしても、Ping値はできるだけ低い方が良いのですが、ゲームの種類によって重要度が異なります。カードゲームではPing値はそれほど重要ではありませんが、対戦型ゲームでは非常に重要です。
FPS(主人公の視点があるゲーム)やTPS(主人公が見える視点があるゲーム)をプレイする際の理想的なping値は0~10msです。
通信制限が無い
基本、光回線には通信制限がありませんが、ポケットWiFi等でPS4をプレイする場合は、通信制限のないプランを選ぶようにしておきましょう。
PS4の1時間あたりの通信量は約150MBで、7GBのプランに加入した場合、1日2時間ゲームをすると月の途中で通信制限に引っかかってしまうのです。
ソフトのダウンロードやアップデートでも通信量を消費しますし、日常のネット利用や動画視聴でもそれなりに消費するので、すぐに上限に達してしまうかもしれません。
ゲーム好きな人におすすめの光回線4選
ここまでPS4に適した光ファイバー接続の条件を4つご紹介しました。
以下、これらの条件を満たす光回線を4つご紹介しますので、ご自身の状況にあった光回線を探してみてください。
速さ重視なら最速2GbpsのNURO光
PS4におすすめ光回線の代表的な回線がNURO光です。
NURO光の最大の特徴は、
契約時にマンションタイプと戸建てタイプを選択できますが、マンションタイプは1つの回線を複数の家に分割するため、高速性を求めるなら戸建てタイプがおすすめです。
平均的な通信速度・ping値は以下のサイトを参考にしてみてください。
安定性で選ぶなら独自回線のauひかり
auひかりは独自の配線網を所有しており、以下のとおり高速で安定したインターネット接続が可能です。
日本全国の約7割のエリアで対応しており、通信速度はNURO光に次ぐ速さなので、PS4を存分に楽しむことができます。
また高額キャッシュバック(最大52,000円)もあり、コストパフォーマンスにも優れています。
auスマホをご利用の方は、スマホ割引も併用するとさらにお得になります。
お得感を重視ならドコモ光×GMOとくとくBB
通信速度×コストパフォーマンス、さらにお得感で選ぶなら「ドコモ光✕GMOとくとくBB」です。
ドコモ光は、全国の約93%の地域で広く利用することができます。回線の混雑を回避する「v6プラス」が無料で利用できるほか対応ルーターも無料でレンタルできます。
v6プラスとは「IPoE+IPv4 over IPv6通信」のことで、混雑しやすいIPv4のデメリットを克服した新しい通信方法です。
またプロバイダをGMOとくとくBB経由で契約することで、auひかりにならぶ高額キャッシュバックやスマホ割引もあるためりコストパフォーマンスが非常に高いです。
以下の平均的な通信速度・ping値をご覧の通り、速度・安定性の面でもPS4を存分に楽しむことができます。
SB・ワイモバユーザーならソフトバンク光
ソフトバンク光は、ソフトバンクがNTTから購入している光回線です。
ソフトバンク光は、いわゆる「光コラボレーション」の一つで、フレッツ光と同じような回線設備を使ってサービスを提供しています。
NTTが敷設・管理する光ファイバー網は日本全国で幅広く利用できるため、ソフトバンク光はauひかりよりも広いエリアで利用できます。
ソフトバンク光はフレッツ光と同じ光ファイバー網を利用しているので、現在利用している固定回線がフレッツ光の場合、事務手数料3,000円でソフトバンク光に乗り換えが可能です。
【2024年12月最新版】PS4おすすめ光回線の最安申込先を調査
以下、約30社程度ある光回線プロバイダの中からPS4におすすめの光回線をピックアップしてご紹介します。
選ぶ回線によって速度や制限がまちまちのモバイル回線とちがい、光回線を選ぶポイントはシンプルに実質月額の金額です。キャッシュバック金額だけに注目せず、スマホセット割や工事費など含めた「契約期間にかかる総費用÷月数」を算出した上でお得なプロバイダから申し込みましょう。
利用回線 | 戸建て実質月額 | マンション実質月額 | CB(キャッシュバック) |
---|---|---|---|
4,941円 | 3,621円 | dポイント:2,000pt CB:20,000円 |
|
4,513円 | 4,513円 | 45,000円 | |
4,349円 | 2,193円 | 戸建:61,000円 集合住宅:51,000円 |
|
4,999円 | 3,459円 | 47,000円 | |
4,459円 | 3,359円 | 戸建:40,800円 | |
4,690円 | 2,370円 | 11カ月間1,000円引/月 戸建:43,000円 集合住宅:40,000円 |
|
3,657円 | 1,957円 | 戸建:45,000円 集合住宅:50,000円 |
|
5,258円 | 3,982円 | 30,000円 | |
5,809円 | 4,489円 | 戸建:19,000円 集合住宅:16,000円 |
|
7,076円 | 5,288円 | なし |
※時期や期間で価格が変動するため必ず公式ページで料金を確認しましょう。
【申込み窓口選びが大切】PS4回線オススメ4社
最終的には同じ回線を利用する場合でも、申込窓口(契約プロバイダ)によってキャッシュバックやポイント還元に大きな差がでるため、光回線選びでは申込窓口選びも大切です。
ちなみに2024年12月現在、キャッシュバック額と工事費等を基準にすると、以下の4社の申込窓口が割安でした。ぜひ以下の公式ページで開催中のキャンペーンをご確認ください。
利用回線 | 最安申込先 | 2024年12月の最安申込ページ |
---|---|---|
NURO光公式サイト | https://www.nuro.jp/ | |
アウンカンパニー | https://softbank-hikaricollabo.com/ | |
GMOとくとくBB | https://gmobb.jp/ | |
GMOとくとくBB | https://gmobb.jp/ |
まとめ
以上、PS4に適した光回線の条件と選び方を中心にご紹介しました。時間帯に関係なく安定した通信ができる回線を選ぶことが、PS4をストレスなく楽しむためのポイントです。
また、光回線は事業者や時期によってプランの内容が変わることがあります。なるべく工事費がかからないように、各社の料金プランを確認しましょう。
自分の状況に合った光回線を選んで、快適で楽しいPS4ライフを送りましょう!