普段から高速モバイル回線をガチ比較する当サイトには、スペックに関する疑問、料金に関する疑問などユーザーさんから様々な疑問が寄せられますが、中でも意外と多いと感じるのが
という疑問をお持ちの方々。たしかに光回線と大きく違う部分が『通信制限』で、じっさいに高速モバイル回線をつかってみないとわからない部分も多いと思います。
そこで今回、モバイル回線の中でも一番人気のWiMAXの速度制限(通信制限)について詳しくまとめてみました。
- 制限ありとか無制限とかいろんな意見があるけど、WiMAXは結局どっちなの?
- 『ギガ放題』っていったい何が無制限なの?
という基本的な通信制限の知識をご紹介しつつ、ほぼ通信制限無しでつかえるモバイル回線も提案してます。
通信制限・速度制限がイマイチ理解できない…そんな方はぜひ参考にしてみてください。
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WiMAXを利用する上で知っておきたい速度制限(通信制限)
まず大前提の部分として!
- できるなら速度制限(通信制限)無しでWiMAXを使いたい!
- 無制限のプランを用意したプロバイダ経由でWiMAXを始めたい!
こんな風に無制限でWiMAXをつかえるプロバイダをお探しの方もいるのではないでしょうか?
ですが結論からいいますと、残念ながら現時点、制限なくWiMAXを使い続けられるプロバイダはありません。
どのプロバイダでも同じ速度制限(通信制限)があります
というのも、WiMAX2+回線の仕組みを考えてもらえば納得ですが、
こんな感じで、BIGLOBEもSo-netもニフティもGMOとくとくBBも、すべてUQ WiMAXの運営元、UQコミュニケーションズの管理するWiMAX2+回線を使わせてもらっているんです。
スマホの格安シムなんかとは微妙に違い、WiMAXにおけるプロバイダは単なる窓口的な役割なんですね。
分かりやすくいうと、どのプロバイダから申し込んでも、基本的な
- 通信速度
- 対応エリア
- 2つの料金プラン
- 契約年数(基本2年)
この部分はまったく一緒なんですね。
なのでどのプロバイダ経由で申し込んでも速度制限(通信制限)はかならず存在します。
つまりWiMAX2+をお得に使っていくには速度制限(通信制限)の仕組みをまず知っておくのがいいと思います。
さっそく一緒に勉強していきましょう!
WiMAXで採用されている速度制限とは?
ちなみに2024年10月現在、WiMAX2+採用されている速度制限(通信制限)の種類は大きくわけると以下の3つ。
- 料金プランによる速度制限
- LTEオプション利用による速度制限
- ギガ放題による3日で10GBという速度制限
こんな感じで速度制限の対象は3種類が存在します。
さっそく1つずつ詳しくみていきましょう!
1.料金プランによって課せられる速度制限(通信制限)
まず1つ目、WiMAXの料金プランによる速度制限。
当ページをみているユーザーさんはご存知かと思いますが、WiMAXは2つの料金プランから選んで申込みます。
- 通常プラン(フラット、ライト等呼び名はいろいろあります)
- ギガ放題プラン
この2つですね!
で具体的には、通常プラン(ライトプランとよぶ場合もあり)の場合、月間7GBがボーダーラインで7GBを超えた瞬間に速度制限(通信制限)が適用されます。
WiMAX2+の通常プランとは?
こちらは『月間7GBまでしか使わないよー』という人が選ぶ通常プラン。
そもそもライトユーザーさん向けのプランなので、月間のデータ通信量が合計で7GBまでと設定されています。たとえば
- ちょっとしたネットサーフィン
- メールのやりとり
『このへんだけできればOK!』こんなライトユーザーさんのための料金プランなんです。
そこで『7GBってどのくらい?』
こんな人もいますね?
ちなみに7GBってどれくらいのデータ通信量なのかといいますと
これくらいです。
ま、普通にネット閲覧するレベルなら問題なし!ただ毎日1時間程度の動画をみると、ちょっと危ないかなーという状態ですね。
たしかに料金は、ギガ放題プランにくらべ約700円程度お得です。月額費用をおさえたいユーザーさんにはいいでしょう。
ただ例えば自宅でWiMAX2+回線でAmazonプライム・ビデオをストリーミングしようなんて場合、最高画質なんて選んだら1時間で6GB程度も消費します。
たった1時間のネット配信動画で1カ月のほとんどのデータ通信量をつかってしまうので要注意ですよ…。
スマホもあるし家では軽くノートPCでネット閲覧程度。ネット配信動画も観ないし絶対に7GBなんて突破しない・・・こんな人だけにしかオススメできませんね。
恐怖!!通常プランで7GBを超えると…
ちなみに!
通常プランで月間データ通信量が7GBを超えると、
ギガ放題プランと違い、このように翌月まで128Kbpsという、とてつもなく遅い状態が続くので要注意です。
この128Kbpsという速度、もうネットサーフィンは不可能、かろうじてメールの送受信ができるレベル。
なので速度制限(通信制限)が心配!
こんな人は、
とりあえずギガ放題プランをしばらく利用し、確実に自分のデータ通信量が7GBに満たないことを確認してから通常プランに移行
こんな感じでギガ放題→通常プランという流れをおすすめします。
2.LTEオプション利用による速度制限(通信制限)
先日のUQ WiMAXの夏の発表会にて、3年プランを選ぶと、1,005円だったLTEオプション料金が無料!
こんな発表で話題となった、WiMAXのLTEオプション。
地下鉄や山間部、ビルの密集したエリアで、どうしてもWiMAX2+がつながりにくいなーって時、便利なのがこちらのLTE。
そもそもauのLTE回線を利用してますので、かなり繋がりがイイ感じなんですね。
ただしこちらも速度制限(通信制限)には要注意!
このLTEオプションは無制限というわけではなく、やはり月間7GBを超えると速度制限(通信制限)の対象となります。
で恐ろしいのが、ギガ放題プランを契約中の人がLTEオプションを使っても、7GBを突破すると速度制限(通信制限)の対象になるという部分。
これ、ギガ放題で月間100GB以上使えるはずの人でも、いったんLTE回線を利用して7GBを超えれば翌月まで128Kbpsに落としますよということ。
ギガ放題なのにLTEのせいで翌月まで思いっきり制限されます……もう完全にとばっちりですね。
月間7GB制限が実施されると128Kbpsに!
ちなみに何度も何度も128Kbpsはヤバいと申してますが、じっさいどれくらいヤバい状況かというと、
もうこんな感じですよ。
残念ながらYモバイルのポケットWi-Fiの場合、救済措置として速度制限(通信制限)がかかったら不足したギガを購入して復活させることができますが、WiMAXはそういった救済措置はありません。
とにかく
- 通常プランで7GBを超える
- ハイスピード・プラスエリアモードでLTEを7GB以上使う
この2つだけはシャレになりませんのでお気をつけ下さい。
3.3日で10GBによるギガ放題の速度制限(通信制限)
通常プランの速度制限(通信制限)、LTEオプションによる速度制限(通信制限)とは、ちょっとタイプが違うのがこちら。
ざっくりいうと、ギガ放題プランで3日で10GBを超えた場合、翌日の混雑する数時間だけ遅くしますよーというユルめな速度制限(通信制限)になります。
イメージでいうと
こんな感じで使っていれば、毎日3GB以上使い続けても、いっさいの速度制限(通信制限)はかかりません。OKっす。
一方、こういった感じだと
10GBを突破した翌日のみ、速度制限の対象となってきます。
3日で10GBの速度制限ってどのくらい?
じゃあ3日で10GB突破した場合、どれくらい遅く規制されちゃうの?
そう、ここも気になる部分ですね。解説しておきます。
まずこちらの速度制限(通信制限)に引っかかってしまった場合、翌月まで速度を落とされる7GB制限と違って規制される時間帯は翌日の18時~深夜2時までの8時間程度。
他の時間帯はいっさい速度制限(通信制限)はありません。そう、かなりユルーいんですね!
また最大のポイントは、速度制限(通信制限)が適用されたときの速度!
ここがかなり違うんです。
通常プランの速度制限(通信制限)もLTEオプションの速度制限(通信制限)も128Kbpsなのに対し、こちらの速度は1Mbps!
普段は30~50Mbps以上の速度って考えると、だいぶ遅く感じますが、普通に標準のYouTube動画とか観れちゃいます。もちろんAmazonプライム・ビデオの標準画質もOK!
これは大きいですよ!!
かなり本気でネット対戦ゲームをやる人。Amazonプライム・ビデオなど最高画質でガンガン観る人。こういった方をのぞき、普通のネット閲覧のレベルだとまず3日で10GBを突破しないとは思います。
また最悪超えても、翌日にちょっと制限されるだけ…つまり無制限に限りなく近いのWiMAXの速度制限(通信制限)なんです。
ちなみに3日で10GBの10GBってどのくらいのデータ通信量?
参考までに3日間の総データ通信量、10GBとはどれくらいかお知らせします。
分かりやすくYouTube動画に換算した場合、
つまり1日15時間以上、標準画質のYouTube動画を毎日みつづけても3日で10GBに到達しませんね。
なのでよほどのヘビーユーザーの方は別として、まず普通の人はそう簡単に速度制限(通信制限)はかからないってこといなります!
速度制限にかからず100GB以上つかう3つのポイント
ではここからは、これからWiMAXを申し込む方にむけ、ほぼ無制限で使い続けるためのポイントを3つに絞ってお伝えします。
- 料金プランはギガ放題プランの一択
- できるだけau 4G LTE回線は利用しない
- なるべく18時~深夜以外の時間帯にWiMAXをガンガン使う癖をつけておく
こんな部分に注意してもらえば、完全に無制限じゃないにしろ、ほぼ無制限状態で使い倒せますよ。詳しくみていきましょう。
料金プランはギガ放題プランの一択
月額料金を比較すると、なんとなく通常プランが安くてお得な雰囲気もありますが、月間で利用できるデータ通信量を比較した場合、通常プランの方がぜんぜん割高です。
わずか数百円の差額で7GBまでと100GB以上使えることを考えたら、正直、プラン選びで迷う必要ありません。ギガ放題の一択です。
そもそもギガ放題プランだとしても、
回線の速度 (下り最大) | 337.5Mbps | 175Mbps | 最速440Mbps |
月額料金 | 8000円~ (20GB) | 約5,000円 (使い放題) | 最安約3,400~4,400円 (使い放題) |
こんな感じで、他のモバイル回線と比較すれば安い料金体系なんです。
さらに通常プランの7GBの10倍、70GBどころか100GB以上も楽勝につかえるギガ放題プラン。せっかく利用するならギガ放題プランを選んで使い倒しちゃってください!
またどのプロバイダでもお試し期間的に、初月~2か月間程度は、通常プランの料金でギガ放題プランが使えるようになっています。
なので途中で通常プランに切り替える方でも、まずはギガ放題プランをつかって使い勝手を知ってもらいたいです。
できるだけau 4G LTE回線は利用しない
たしかにWiMAX2+の電波は高速なために、ビル影に弱くつながりにくいケースもあります。
いわゆるスマホのプラチナバンドと比較すると
こんな感じでWiMAXよりもLTEの方がつながるパターンも意外とあります。
ですがWiMAXはここ数年、そして今後もガンガン基地局やアンテナを増やし続けて、すでに全国主要都市部の人口カバー率99%というところまできてます。
これ、単純に全国の99%の人が住んでいる地域をカバーしているってことです。
なのでWiMAXが届きにくい状況でも、できるだけLTEオプションを利用しない!多少の場合はスマホのデザリング等で対処しておきましょう。
端末によってはハイスピード・エリアモードとハイスピード・プラスエリアモードの切り替えが分かりづらく、うっかりLTEのまま使い続けてしまうパターンもあります。
そんな危険をともなうなら、最初からWiMAX2+回線だけと割り切って活用する!こんな気持ちで利用すれば速度制限のリスクを減らすことができるでしょう。
なるべく18時~深夜以外の時間帯にWiMAXをガンガン使う癖をつけておく
ギガ放題プランで速度制限を避けるには、『3日で10GBを超えないこと』ここがポイントには違いありませんが、正直
コマメに3日間のデータ通信量をいちいち管理できる人なんていませんよね?
なので普段から18時~深夜の混雑時間帯をさけてWiMAX2+回線を利用する習慣をつけておくといいです。
そもそもこんな感じで先日、440Mbpsが全国対応したWiMAXですが、やっぱり混雑状況によって遅い時間帯もでてきます。
UQ WiMAXが発表しているように、速度制限(通信制限)を設定している18時~深夜は、利用者が集中してもっとも遅くなりやすい時間帯。
だから最初から混雑時間帯を避けて動画やダウンロードをする習慣をつける!
こんな選択肢もアリだと思います。
仮に万が一速度制限がかけられた場合でも、普段から混雑時間帯を避けて利用していれば、生活に支障もでないし、下手すれば速度制限が実施された事実すら気づかないかもしれません。
【まとめ】速度制限の注意点と最安でWiMAXを使い倒すには?
以上、WiMAXを利用するなら、絶対におさえておきたい3つの速度制限(通信制限)についてまとめてみました。
結論としては、WiMAXはいくつかのポイントに注意することで
ということですね。
また重要な部分なので再度、速度制限についてまとめます。
- 通常プランで7GBを超えると相当にヤバいことになる
- 何気なくLTEオプションを使って、端末のモード切替を忘れて7GBを超えても、かなりヤバい状況に陥る
- ネット対戦ゲームや、仕事なんかで尋常じゃないデータ通信を行ったばあい、4日目の18時~深夜2時までは動画がギリギリ観れる程度まで遅くなる
WiMAXにはこんな3つの速度制限(通信制限)があるのが、わかってもらえましたね。
①、②はじっさいに制限がかかると相当ヤバい状況になる反面、③は制限というほど厳しい制限ではありません。
速度制限や通信制限と聞くとネガティブなイメージを持たれる方もいますが、仕組みを知ることで自分でコントロールすることも十分に可能。
ぜひ当ページを参考に速度制限を予防してみてください!
じゃどこから申し込むとお得なの?
またお得にWiMAXを使い倒すというキーワードにおいて、速度制限よりも大きな部分といえば…
そう!プロバイダ選びですね!
WiMAX2+はどこから申し込んでもまったく同じサービスをつかえます。使い勝手はまったく変わりません。
つまり会社の知名度やテレビCMなんかで選ばず、冷静に2年間の実質費用を比較して選ばないと単純に2年間で3万円程度も損することもあります。
そこで5年以上WiMAXを使い続けてきた当ブログが片っ端からプロバイダを調べて、どこが最安なのか計算したところ、
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2段階システム 最初の2か月間は3,609円、3か月目以降はずーっと4,263円とシンプルな料金体系!キャッシュバックと組合せれば最安 |
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この2社が他よりお得、かつメリットが多いという結論に達しました。
この中から選んでおけば、まず他より高いことは無いはずです。
なので最終的には
- キャッシュバックの手続き、自分にできるんかなー?
- 月々の支払い、カツカツだから月額が安い方がいいんよね…
こんな自分の希望や予算できめちゃっていいと思います!
速度制限(通信制限)は微妙にあるものの、他のモバイル回線と比較すれば断トツで速く、制限なく使いまくれます!ぜひ当ページを参考に、自分に合ったプロバイダをみつけて、快適なWiMAX生活をスタートしてみましょう!