- ポケットWiFiって地下だとダメなんでしょ??
- スマホの入りづらい地下でも入るWi-Fiはどれ?
本記事ではこんな悩みを解消します
もしかして地下でうまく受信できずに困ってしまい、地下に強いモバイルWi-Fiをお探しでは?
実はひと昔前にくらべ、最近のモバイルWi-Fiは地下でも快適に繋がったりします。
「地下鉄でも入る?」「地下に強い回線はどこ?」などの疑問を解消した上で、編集部イチオシの地下鉄最強のポケットwi-fiを、どどーんとご紹介します!
- 各所で実測した結果、WiMAXもSoftbank回線も地下鉄で問題なく受信可能
- しかし路線によって途切れる状況もあり微妙にSoftbank回線が安定した
- 月間データ容量30GB程度で十分ならSoftbank回線のNEXTmobileが最安だった
東京メトロ9路線でWiMAXとSoftbank回線を実測してみたところ…
そんなアナタのために、じっさいに編集部がWiMAX端末とSoftbank回線の端末を地下鉄に持込み速度比較実験を行ってみました!
WiMAXもSoftbank回線も地下で快適だが微妙に安定感が違った!
結論から先にお伝えすると、こうなりました。 じつは地下鉄の速度比較実験については別記事にまとめています。
ここでは都内の東京メトロ9路線にWiMAXとSoftbank回線のポケットwi-fiを持ち込み、駅構内や走行中に速度比較実験を行ったところ…
W06 (WiMAX2+) |
603HW (ソフトバンク) |
|
---|---|---|
銀座線 | 下り速度 20.5 Mbps | 下り速度 17.9Mbps |
上り速度 oMbps | 上り速度 16.75Mbps | |
丸ノ内線 | 下り速度 22.2Mbps | 下り速度 17.75Mbps |
上り速度 2.225Mbps | 上り速度 4.36Mbps | |
日比谷線 | 下り速度 28.1Mbps | 下り速度 15.3Mbps |
上り速度 3.36Mbps | 上り速度 10.26Mbps | |
東西線 | 下り速度 21.83Mbps | 下り速度 9.59Mbps |
上り速度 0.56Mbps | 上り速度 16.9Mbps | |
千代田線 | 下り速度 30.95Mbps | 下り速度 22.1Mbps |
上り速度 1.74Mbps | 上り速度 8.7Mbps | |
有楽町線 | 下り速度 27.95Mbps | 下り速度 21.65Mbps |
上り速度 0.195Mbps | 上り速度 23.9Mbps | |
半蔵門線 | 下り速度 15.67Mbps | 下り速度 20.9Mbps |
上り速度 7.3Mbps | 上り速度 13.35Mbps | |
南北線 | 下り速度 24.9Mbps | 下り速度 19.75Mbps |
上り速度 7.925Mbps | 上り速度 16.305Mbps | |
副都心線 | 下り速度 15.56Mbps | 下り速度 9.62Mbps |
上り速度 5.13Mbps | 上り速度 11.6Mbps |
※子測定不能、10Mbps以下の場合、動画視聴が厳しいと判断しマーク
を表示しています
以上のような結果となり、地上では圧倒的に速いWiMAXよりも、じつはSoftbank回線の方が安定していることが発覚しました。(10Mbps以下がWiMAXは5回にたいしSoftbank回線は2回のみ)
つまり地下鉄や地下エリアだけでの利用を前提とするなら、編集部はWiMAX回線よりもSoftbank回線(Y!mobile・ソフトバンク)の方がおすすめです。
Softbank回線の最安値を調査
NEXTmobileが編集部の一押しです。詳しくは以前に書いた特集、
も合わせてご覧ください。WiMAXのような月間無制限プランはありませんが、嫌な3日で10GB制限もなく、20~50GBまで自分に合ったプランが選べます。
なによりSoftbankやY!mobileよりはるかにお得な料金なので編集部も事務所で愛用していますが本当にサクサクです。(参考:【ソフトバンク回線の置くだけwi-fiが凄い!!】ネクストモバイルHT100LNとL01sをガチ比較した結果!!)
お手軽な料金で人気のNEXTmobileでしたが「端末在庫が確保できない」との理由で、なんと新規受付終了…。
そこで代替案を探した結果、2024年12月時点での最安値はGMOとくとくBBでした。
NEXTmobileご検討の方もぜひ、それ以上にお得なこちらをご利用ください♪
なぜWiMAX、ポケットwifiは地下に弱いの? 地下に弱い理由を解説
ご存知のとおり、これまで『モバイルWi-Fi=地下に弱い』というのが常識した。
もしかするとご覧のアナタも地下鉄通勤や地下鉄通学、職場やバイト先が地下なのでWiMAXやポケットwifiを諦めていた…という方もいるでしょう。
ただモバイルWi-Fiが地下鉄などで繋がりにくい理由は意外と知られていません。そこで『モバイルWi-Fiは地下に弱い』という理由をかんたんに説明いたします。
モバイルWi-Fiの中でもとくにWiMAXが地下に弱い…という噂!!
モバイルWi-Fi初心者の方だと『ポケットwifi』と『WiMAX』など一緒くたに考える方も多いですが、そもそもポケットwifi=Yモバイルのモバイルルーターを指し、WiMAX(WiMAX2+)回線はUQコミュニケーションズの管理する別回線です。
因みに2024年12月現在、大きく分類するとソフトバンクやDoCoMo、auなど……国内には今5種類のモバイルWi-Fiキャリアが存在します。
また『モバイルWi-Fiは地下に弱い!!』と頻繁にいわれる事実、じつは上記のWiMAX2+回線を指していました。
というのも、いわゆるプラチナバンドとよばれるLTE回線とWiMAX2+回線では電波の種類が違い、WiMAX2+回線は高速直進性が高くLTEより地下に弱いためです。結果、
「WiMAX2+回線はつながればサクサクなんだけど、都心のビル群や地下、山間部は弱いわぁ…」
とされてきました。
しかし!!
しかしながらWiMAXは基地局をガンガン増やし、新たな通信方式を採用して地下でもサクサクつながることが可能となり、ついに東京メトロすべての駅構内でサクサクつながるようになったのです!!
2024年12月 WiMAX2+は東京メトロ全駅で利用可能に!!
2018年1月31日発表のUQ WiMAXの情報によると、上記の東京メトロ全駅構内でWiMAX2+がサクサクつながるようになったとのこと。
UQ WiMAXさんのホームページから一部抜粋すると以下のような路線になります。
路線名 | ご利用可能な駅(以下区間の全駅) |
---|---|
銀座線 | 浅草駅~渋谷駅 |
丸ノ内線 | 池袋駅~荻窪駅、中野坂上駅~方南町駅 |
日比谷線 | 北千住駅~中目黒駅 |
東西線 | 中野駅~西船橋駅 |
千代田線 | 綾瀬駅~代々木上原駅、北綾瀬駅~綾瀬駅 |
有楽町線 | 和光市駅~新木場駅 |
半蔵門線 | 渋谷駅~押上駅 |
南北線 | 目黒駅~赤羽岩淵駅 |
副都心線 | 小竹向原駅~渋谷駅 |
出典 UQ WiMAX
ただし東京メトロは複雑に張り巡らされていること。路線により深さもまったく違うこともあり
※ サービスエリア内でも電波が伝わりにくい場所では、通信できなかったり通信速度が低下する場合があります。
このような注意書きも発見しました。今の段階では伝わりにくい場所もあるそうですが、今後さらにアンテナを増設して改善されるでしょう。
ただしモバイルルーター選びと料金プラン選びがけっこうネックで、ここをミスると地下でブチブチ途切れたり、地下でつながるけど料金が高い!!ということになりかねません。
かなり重要な部分なので次章でくわしく解説いたします。
地下でWiMAXをつかいたい人のルーター選びとプラン選び
では早速、WiMAXを地下でサクサクつかうための二つのポイントを解説します。ポイントは
- ○○○に対応したルーターか!?
- 地下でつかうなら○○○無料プランはマスト!!
この二つになります。
○○○に対応したルーターか!?
まずモバイルルーター選びの唯一のポイントからいいますと、
「端末がau 4G LTEに対応しているかどうか!?」
この部分だけです。
先日発売され爆発的に売れているW05、さらにW05の旧モデルであるW04、さらに同じファーウェイの据え置くだけwi-fi、ホーム L01はすべてLTE対応しています。
上記のルーターを選んでおけば、地下でもサクサクLTE回線をご利用可能です。
逆にNECプラットフォームズから発売されている端末の場合、最新のWX04だけはLTE回線に対応していますがそれ以前のモデルは非対応。つまりNECプラットフォームズの端末がいい人はWX04という選択肢のみ。
まずはLTE回線にしっかり対応した端末を選ぶのが地下利用の前提条件となります。
地下でつかうなら○○○無料プランはマスト!!
今度は『地下で利用する人におすすめの料金プラン』について。
通常、WiMAX契約時に選べる二つのプランとして
- ギガ放題プラン(月間無制限)
- ライトプラン(月間7GBまで)
この二つが用意されていますが、月間7GBでは動画視聴やゲームのオンラインプレイが相当きつくなるため、700円程度の料金差なら『とりあえずギガ放題プランを選んでおく』というのが正解です。※じっさい大多数の人がギガ放題プランを選んでいます。
LTE無料プランってどんな料金プラン!?
で!! ポイントとなるのが『LTE無料プラン』を選択すること。 LTE無料プランとは「月額1,000円程度かかるLTE利用料金を3年契約にすることで無料にします」というサービス。
地下で利用される方にとってLTE回線は必須。ただし毎月の利用料金が1,000円アップすればポケットwifiにくらべお得感も減るため、確実にLTE無料プランを選んでおきたいところです。
地下でつかうならWiMAXとポケットwifiどっちが正解!?
では昨今のWiMAX回線の進化を理解してもらったところで、
「そもそもWiMAXとポケットwifiって地下で使う自分にとってどっちがおすすめ!?」
この部分にせまってみたいと思いますが、WiMAXとポケットwifiは同じモバイルWi-Fiというサービスではありますが
エリアの広さ | 全国99%(人口カバー率) | 全国99%(人口カバー率) |
---|---|---|
スピード(最大速度) | 612Mbps | 1.2Gbps(最新機種) |
月額料金(サービス期間をのぞく) | 4,380円 ※3年のお得割選択時 |
3,411円 ※Broad WiMAX加入の場合) |
速度制限 | 3日で10GB ※ポケットWi-FiプランL |
3日で10GB ※ギガ放題プラン |
端末価格 | 40,000円程度(分割払い) | 基本0円 |
事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
契約期間 | 2年契約 ※端末返済のため実質3~4年 |
3年 ※一部2年もあり |
このように速度・エリア・料金にけっこうな違いがあります。
仮にLTE無料プランを選ぶと3年契約でポケットwifiと同じ縛り期間となりますが、月額料金、端末価格、その他、もし契約途中で解約する場合、ポケットwifiの違約金がかなり高めという部分もありWiMAXの方がお得感は上だといえるでしょう。
まとめ
今回、モバイルWi-Fiに興味があるものの、『地下鉄通勤・通学、職場が地下』という理由で一歩が踏み出せない…!!という方にむけ地下でつかえるモバイルWi-Fiについてまとめてみました。
結果をまとめると
- LTE回線に対応している端末やプランを選べば地下でもサクサクとネットが可能!!
- LTE回線を利用する前提でモバイルWi-Fiを比較するとコスパ最強はWiMAX!!
この二つがハッキリしましたね。
単純に地下でつながるモバイルWi-Fiという面ではWiMAXでもポケットwifiでも変わりませんが特典や端末価格をくらべるとお得度がまったく違うことがお分かりになったと思います。
時代はLTE無料プラン(3年)の流れへ!!
事実、UQ WiMAXをはじめ各プロバイダも今後はLTE回線の利用を前提に、3年間のLTE無料プランを前面に押し出してきました。
これはひとえに、せっかくWiMAXをつかうならLTE月額料金とか気にせず、どこでもサクサク使ってもらいたい!!というUQ コミュニケーションズの粋な計らいなのでしょう。
結果、ひと昔前までのように『地下だからWiMAXよりYモバイル、DoCoMoあたりの方がいいんじゃない!?』というユーザーさんも獲得できるため良い選択だと管理人も感じてます。
ということでこの1~2年で
『モバイルWi-Fiは地下に弱い!!』⇒⇒⇒『地下でつかう人こそモバイルWi-Fi!!』
という時代になりました。
「地下鉄メインの人で通勤中にスマホのギガ数を気にせず動画をガンガン観たい!!」
こんな方はぜひモバイルWi-Fi…なかでも実質費用がダントツに安いWiMAXあたりをおすすめします。ぜひ当ページをご活用ください!!
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